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2017年11月16日
電車で化粧をする女性を「見たことがある」は9割超に増加! 一方、「化粧経験あり」は減少傾向に

~電車やバスでの移動中の化粧に関する調査結果を発表~

乗り換え案内サービス「駅すぱあと」を提供する株式会社ヴァル研究所(本社:東京都杉並区、代表取締役:太田 信夫)は、鉄道・バスの利用にまつわるさまざまな問題について調査する「ルウト研究所」で1,472人を対象に2017年9月7日(木)〜9月19日(火)まで実施した「公共交通機関を利用するときの意識調査」の1つ、「電車やバスでの移動中の化粧実態調査」の結果を発表します。

なお、「電車やバスでの飲食に関する意識調査」はヴァル研究所が提供するID「val ID(ヴァル アイディー)」に登録している10代〜70代の男女1,472人を対象に行いました。

■調査結果のポイント

  1. 男性が思う「化粧」、女性が思う「化粧」とは?
  2. 車内で化粧をする女性を「見たことがある」のは全体で9割超
  3. 電車やバス車内での化粧は要注意! 10人中9人は「マナー違反」と思う
  4. 2016年から1割減少! 電車やバス車内での化粧経験「あり」は女性の約2割
  5. 「みっともない」「においで気分が悪い」「TPO考えて」……同情の余地なし?

■調査結果

<(1)男性が思う「化粧」、女性が思う「化粧」とは?>

問1:あなたが電車やバスの中での「お化粧」に該当すると思うものを教えてください(複数選択)。

「リップクリームを塗る」「口紅を塗る」「ファンデーションを塗る」「アイメイク(アイシャドウやマスカラを塗るなど)をする」の4つについて、それぞれ「化粧」だと思うかを訊ねました。その結果、「口紅を塗る」「ファンデーションを塗る」「アイメイク(アイシャドウやマスカラを塗るなど)をする」の3つは、全体で50%以上の人、つまり2人に1人以上は「化粧に該当すると思う」と回答しました。

男女別の回答は次の表でもまとめています。

化粧に該当すると回答した割合(男女別)
男性 女性 その他
リップクリームを塗る 30.12% 37.68% 28.57%
口紅を塗る 66.01% 59.36% 71.43%
ファンデーションを塗る 76.20% 68.72% 85.71%
アイメイク(アイシャドウやマスカラを塗るなど)をする 74.88% 67.73% 71.43%

すべての項目において、男女間で約7%の差が見られました。これにより、性別によってどの行為を「化粧」と捉えているかは異なるということがわかります。

「リップクリームを塗る」ことに関しては、「化粧」と考える人の割合が男性よりも女性の方が7%ほど多く、一方、「口紅を塗る」「ファンデーションを塗る」「アイメイク(アイシャドウやマスカラを塗るなど)をする」ことに関しては、「化粧」と考える人の割合が女性よりも男性の方が7%前後多い傾向にあります。
これは、化粧の経験があまりないであろう男性と、普段から習慣的に化粧をしている女性とでは、「化粧」という行為や使う道具に関するイメージが異なるためと予想されます。

<(2)車内で化粧をする女性を「見たことがある」のは全体で9割超>

問2:あなたは電車やバスの中で女性がお化粧をしているところを見たことはありますか(単一選択)。

この問いに対して、全体の約95%の人が、電車やバス車内で化粧をする女性を「見たことがある」と回答しました。男女別で見ても、男性が約95%、女性が約94%と、男女ともほぼ同様に高い水準となりました。

前回(2016年実施)の調査結果と比較すると、男性が「(電車やバス車内で化粧をする女性を)見たことがある」と答えた割合は約90%から約95%と5%ほど増加し、女性でも同様に約80%から約95%と15%ほど増加していました。

2016年10月末頃、鉄道会社がマナー向上広告の一環として電車内での化粧を取り上げた影響で、そのマナーについて多くの人々が注目し、各種メディアでも取り上げられたほか、SNSなどでも活発に議論が交わされました。その結果、これまで電車内で化粧をしている女性を気にしていなかった人も、意識が向くようになったり、目につきやすくなったりしたため、「見たことがある」と回答する人の割合が増加したのではないかと推測されます。

<(3)電車やバス車内での化粧は要注意! 10人中9人は「マナー違反」と思う>

問3:あなたは電車やバスの中でのお化粧はマナー違反だと思いますか(単一選択)。

この問いに対して、全体の約95%の人が「はい(マナー違反だと思う)」と回答しました。問2と同様に性別差はありませんでした。

年齢別で見ると、若い世代ほど電車やバス車内での「化粧」に理解を示す傾向はあるものの、おおむね性別や年齢に関係はなく、ほとんどの人が「電車やバス車内での化粧はマナー違反」と感じていることがわかりました。

<(4)2016年から減少傾向! 電車やバス車内での化粧経験「あり」は女性の約2割>

問4:あなたは電車やバスの中でお化粧をしたことはありますか(単一選択/女性の回答のみ抽出)。

この問いに対して、女性の約2割の人が「はい(電車やバスの中で化粧したことがある)」と回答しました。
さらに年代別に見ると、「はい」の割合は10代から30代にかけて若い女性の方が、電車やバス車内で化粧をした経験があると回答している割合が高くなっています。特に20代では、その割合は4割弱までに上っています。

また、前回(2016年実施)の調査結果と比較すると、女性全体の中での「はい(電車やバスの中で化粧したことがある)」の割合は約26%から約20%と、6%ほど減少しています。
これは、前述した2016年10月末頃の鉄道会社によるマナー向上広告から、「電車内での化粧はみっともないこと、迷惑なことだ」といったマイナスイメージが広まったことも原因として推測されます。

<(5)「みっともない」「においで気分が悪い」「TPO考えて」……同情の余地なし?>

問5:電車やバスの中でお化粧をしている女性を目撃した時の体験談などがあれば教えてください(自由記入)。

この問いに対して、年齢や性別に関係なく、全体的に「みっともない」「化粧品のにおいや粉が不快」「TPOを考えて欲しい」などのマイナスイメージの回答が多く見られました。また、「アイメイクは目に刺さりそうで危ない」「たまたまぶつかった時に怪我をさせないか怖い」といった、化粧をしている人を心配するコメントも見られました。

わずかながら「寝坊したんだなーと思いましたが」「仕方なくすることもあると思うけど」といった気遣いのコメントもありましたが、混雑している車内での化粧や長時間、あるいは程度の大きい化粧は、心理的にも物理的にも迷惑に感じる人、非常識に感じる人が多いようです。

【回答結果(※一部)】

「朝の満員電車にも関わらずフルメイクしている人がいてさすがにマナー違反だと思いました」(20代/女性)

「ほぼ満員の地下鉄の車内で、文庫本ほどの大きなアイシャドウパレットを開いて目を剥いてメイクをする女性を見ましたが、少し不愉快な気持ちになりました。口紅やリップクリーム程度であれば、大して気にはなりません」(20代/男性)

「スッピンから出来上がりまで全て見ることが出来た時は特にそのお化粧テクに感動すらする。日本は時間に遅れることが悪とされるのでいたしかたないなと思う」(40代/女性)

「揺れる車内でアイラインを引いたりしているところを見ると、目に刺さりそうでこわいのでやめてほしいです」(30代/男性)

「周りを気にしないで一生懸命化粧している姿はみっともないなと思いました」(50代/女性)

「揺れる車内で駅に到着するまでに完成する技はすごい。本人は、公私の公の解釈が違うのだろうと思います」(50代/男性)

「限られた時間内にすっぴんから完璧に化粧し終わるまでを初めて全部見届けました!」(60代/女性)

「アイラインなどの電車が揺れた時など目に刺さる心配と、もし自分が揺れと共にぶつかってしまって怪我をさせてしまう心配があるので、TPOを考えて欲しい」(30代/男性)

「隣の席で、アイラインを引き始めたのを見て、目を傷つけないか、心配しました。終わるまで、落ち着きませんでした」(60代/女性)

「長時間でなければ許容」(60代/男性)

「人前なのに、恥ずかしくないのか、と思いました」(50代/女性)

「何時間もかかるようなフルメイクを始めなければ特に問題ないと思います」(20代/男性)

「寝坊したんだなーと思いましたが、自分も経験があります」(40代/女性)

「朝の満員電車で、目の前に座っている女性がにおいのキツい化粧品を使用していて気分が悪くなった」(20代/男性)

「本人が良ければいいと思います。子供には真似をさせたくないです」(30代/女性)

「上手にお化粧をするなと思います。スッピン顔を人に見せたくないなら家で化粧して来ればいいのに…」(60代/男性)

「混んでいる埼京線の中で移動中目撃しましたが、匂いがない化粧品についてはなんとも思わなかったですが、匂いが出ている化粧品は気分が悪くなり車両移動しました」(40代/女性)

「朝の移動時にお化粧をしている人を見かけますが、その分早く起きればいいかと思うし、隣の人に迷惑だと思う」(50代/男性)

「仕方なくすることもあると思うけど、堂々とされるとちょっと…と思う」(50代/女性)

「電車が急ブレーキをかけた際に、塗っていた口紅のスティックが私の眼鏡に当たって、クレヨンで描いたようになったこと。」(40代男性)

「自分自身が寝坊して時間ない時にしたことがある」(50代/女性)

「時間がなく、忙しいのかな? と感じた」(40代/男性)

「面白いのでついチラ見してしまうが、不快に思う人がいる以上マナー違反なのでしょうね」(40代/女性)

「乗ってきた時と降りる時の顔が違う」(40代男性)

■調査の実施概要

調査名 電車やバスでの飲食に関する意識調査
調査期間 2017年9月7日(木)〜9月19日(火)
調査対象者 「val ID」に登録している10代~70代の男女1,472人
(男性:1,059人、女性:406人、その他:7人)
調査方法 インターネットを利用したアンケート調査

なお、本調査結果は後日「ルウト研究所」にも掲載いたします。
https://roote.ekispert.net/ja/labo/

■株式会社ヴァル研究所について

1988年にMS-DOS版の経路検索システム「駅すぱあと」を発売して以降、全国の公共交通機関データと高い信頼性をベースにさまざまな法人向け、個人向け製品・サービスを展開しています。
主力となる法人向けでは、通勤費管理/申請システムやビジネス・サポートサービス「RODEM」などを提供しており、12万社以上を顧客に持ちます。また、近年は「駅すぱあと」の膨大なデータや機能をAPIとして提供し、企業・団体との共創・コラボレーションに取り組んでいます。

商号   :株式会社ヴァル研究所
代表取締役:太田 信夫
所在地  :東京都杉並区高円寺北 2-3-17
資本金  :4,100万円
設立日  :1976年7月26日
企業サイト:https://www.val.co.jp/

■本プレスリリースに関するお問い合わせ先

株式会社ヴァル研究所
広報担当:鈴木 菜奈美・福井 澪菜
TEL:03-5373-3529
FAX:03-5373-3510
MAIL:pr-office@val.co.jp

※記載されている会社名、製品名およびサービス名称は各社の登録商標または商標です。
※仕様や提供内容については予告なく変更となる場合があります。

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